人気観光地のベトナムには、ヌクマムという調味料があります。
ベトナムのお土産で有名なヌクマムですが、貰ったとしても
- 「どうやって使えばいいかわからない」
- 「どんな料理に合うのか教えて欲しい!」
という人は多いようです。
ここではベトナムお土産で有名なヌクマムの味やニオイの特徴や、おすすめの活用法について公開。
日本人におすすめの使い方を、現地ベトナム人に聞いた情報を載せています。
ベトナムお土産のヌクマムとはどんな調味料なの?特徴は
ヌクマムは、ベトナムの調味料ということは冒頭でお伝えしました。
でも、どんな調味料なのか気になりますよね?
ここではヌムマムの特徴をまとめていますので、ご覧ください。
ベトナム料理になくてはならない調味料
ヌクマムは、ベトナムで最も人気のある調味料。
イワシやアジなどの魚を塩漬けにして発酵させたものになります。
日本の魚醤(ぎょしょう)や、タイのナンプラーとジャンルは同じ。
ナンプラーより味もニオイもライトな感じですね♪
ベトナムの家庭には、必ずヌクマムが置いてあります。
日本で例えると醤油のような存在と言えるでしょう。
ベトナムの家庭に必ずあるヌクマムは、ほとんどのベトナム料理に使われています。
ベトナム料理の味付けに、ヌクマムが本当に欠かせません!
ニオイのクセが強い!
魚を発酵させて作られたヌクマムはニオイのクセが強いです。
ヌクマム独特の強烈なニオイが苦手という人はたくさんいます。
初めてヌクマムのニオイを嗅いだときは、ヤバイと思いましたね!
ただ人間慣れる生き物。
料理に使っているとどんどん慣れていき、次第にはニオイが気にならなくなります。
納豆もニオイは独特ですが、味は美味しいじゃないですか?
その感覚と似ているかなと思います!
濃度が高いほど旨味が強くなる
ヌクマムは醤油と比べて、味が濃いのが特徴。
そのまま使うと味が濃すぎるので、水やライムで薄めて使うのが一般的です。
そんなヌクマムのボトルには、味の度数が必ず書かれています。
度数を表す単位はN
パッケージに30Nとか40Nと明記されています。
数字が高いほど、味が濃くなり値段も高くなります。高級ヌクマムの基準が「35N〜40N」らしいです。
また、ヌクマムはどこで作られたかも重要になります。
ヌクマムが特産のフーコック島かファンティエット(ベトナム東南部)で作られたヌクマムがおすすめです。
フーコック島とファンティエットはヌクマムの名産地で、値段も若干高いと言われています。
お土産にヌクマムを購入する際は、産地と度数は必ずチェックしましょう♪
ヌクマムを日本に持ち込む方法
ヌクマムはニオイが臭いという理由から、飛行機への持ち込みが禁止されているんです。
万が一、ヌクマムが入ったボトルが破損した時に、液体が溢れニオイが機内に充満してしまうからなんですってw
どれだけニオイが強烈なのかわかりましたか?w
現地ベトナムで購入したヌクマムは、船便や航空便で預けて日本に送ることは可能。
また、発泡スチロールの箱でガチガチに梱包して手荷物検査で預けられるという情報も聞いたことがあります。
発泡スチロールを用いた方法は、定かではないのでやるなら自己責任でお願いしますね♪
現地ベトナム人から習った!日本人向けヌクマムの使い方
ベトナムでご飯を食べるとき、ほとんどの料理にヌクマムが使われています。
現地にいる知り合いのベトナム人に、ヌクマムはどんな料理に使うのがおすすめか聞いてみました。
知り合いのベトナム人(ここではAさんと呼びます)は、日本料理でヌクマムを使うなら「チャーハン」「野菜炒め」「焼きそば」がいいよ!と教えてくれました。
炒めものはヌクマムの臭みが飛ぶ!?
知り合いのベトナム人Aさんが、なぜチャーハンや野菜炒めや焼きそばをおすすめしたのか?
聞いてみたところ、
「ヌクマムの独特のニオイは、炒めものにするとナクナル…」
と教えてくれました。
上記でもお伝えしましたが、魚を発酵させて作るヌクマムは独特の臭みがあります。
実際、ヌクマムのニオイが苦手な日本人は多いです。
ベトナムでは春巻きのつけダレにしたり、フォーの味付けにかけたりします。
しかしA君は「火をとおさない使い方は臭い残るから、日本人には向かないと思うヨ」といっていました。
ヌクマムのニオイで、嫌な顔をする日本人をたくさんみてきたそうです。
日本でヌクマムを使うのなら、チャーハン・野菜炒め・焼きそばなどの炒めものの味付けに使ってみてください♪
気になるベトナムお土産ヌクマムの値段は?
値段はピンキリありますが、1本13000ドン(約60円)〜65000ドン(約300円)で購入可能です。
日本の通販サイトで買う場合、500円〜1000円ぐらいですね♪
高級ヌクマムは5000円以上するものもあるようです。
安く済ませるならベトナムで買うのがお得になります♪
まとめ
いい写真撮れなかったけど、こんな感じです。ベトナム風のお好み焼きです。葉っぱに包んで、ヌクマムに浸していただきます。 pic.twitter.com/Zk2WoWAxtf
— ゲイリーマン、空を飛ぶ。 (@gaytobu) August 17, 2019
ヌクマムは、ベトナムで一番有名な調味料だとわかりましたね♪
日本人は炒めものにヌクマムを使うのがおすすめ。
炒めものだと火を通すので、独特の臭みを飛ばすことができます。
臭いが強烈なヌクマムは、飛行機の持ち込みは禁止です。
日本へは船便か航空便を使って郵送しましょう♪
臭いとは裏腹にヌクマムの味はとても美味しいので、ぜひ試して欲しいです!
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