正月が過ぎたら次は成人式という大きなイベントがありますね!
成人式に参加する女性は振袖を着ますが、首に巻く「もふもふ」の名前知っていますか?
またもふもふを着用する意味とか、意外とわかっていない人はけっこういると思います。
オシャレのため!というだけではないのですよ。
ここでは、「成人式振袖のもふもふの名前や意味は? 着用するメリットは?」について紹介しています。
新成人のみなさんや親御さんのお役に立てると幸いです。
それではご覧ください!
成人式の振袖のもふもふの名前
成人式振袖のもふもふの名前は、呼び名がいろいろなんです。
呉服屋さんや振袖レンタルショップでは、
- フェザーショール
- ファー
- ファーショール
といった名前で呼ばれています。
もふもふは、呉服屋さんや振袖レンタルショップの正式名称では「ファー」や「ショール」などとなっています。
もふもふは巷で「殺生丸」とも呼ばれている
もふもふは「殺生丸(せっしょうまる)」とも呼ばれています。
殺生丸って、成人を祝うようなおめでたい言葉とはほど遠い気がしますよね(笑)
殺生丸とは、「犬夜叉」というマンガのキャラクターからきています。
犬夜叉は、1996年〜2008年にかけて少年サンデーで連載された人気マンガです。
殺生丸が肩にかける白いファーが、成人式の振袖のもふもふと似ています。
殺生丸様 pic.twitter.com/uY0trBQ8lG
— モヒ (@mohi_100) November 17, 2019
犬夜叉*殺生丸
ファーでミシンぶち壊して衣装まにあわなかったんですよね… pic.twitter.com/OUgIa0SJzX— 櫻 茶紅(さくら さく) (@CsprSaku) October 14, 2016
犬夜叉の異母兄で、犬の大将の長男。一人称は「私」。初登場時で200歳以上生きている。人間換算年齢19歳
犬夜叉と異なり、大妖怪である両親の血を色濃く受け継ぐ完全な妖怪。自身の力に対する絶対的な自信から、四魂の玉にも関心がない。
引用:ウィキペディア
犬夜叉は日本のみならず、世界的にも人気があるマンガなんですよ!
犬夜叉がきっかけで、もふもふが殺生丸と呼ばれるようになったそう!
意外にも、成人を迎える娘の母親もふもふを「殺生丸」と呼んでいます。
成人式の女子の振袖に付けるファーを母親が「殺生丸」って言ってて笑う pic.twitter.com/pFv5OcNs4G
— くろは./.発送 (@6_lzs) January 10, 2016
「犬夜叉」が連載されていた時期に中高生だった世代が、成人の娘をもつ母親になっているのでしょう。
現在は、成人式の振袖のもふもふを「殺生丸」と呼ぶのが一般化してきています。
しかし、正式名称ではないので覚えておいてくださいね♪
成人式の振袖のもふもふの意味
和服である振袖に対して、もふもふってなんだか派手なイメージ。
もふもふって成人式の振袖でしか着けないのでは…?
一体成人式の振袖のもふもふって何らかの意味があるのか?
着用するメリットや理由を調べてきました。
寒さから身を守るため
振袖のもふもふを着用する意味は、寒さから身を守るため。
防寒対策が、もふもふを着用する一番の理由になります。
成人式は冬の真っ只中に行われますよね?
振袖は体周りの防寒は意外と問題ないのですが、首元はかなり冷えます。
成人式の髪型は、アップスタイルが定番。
どうしても首元は冷たい空気が当たってしまうのです。
もふもふを着用することで、首元を寒さから守ることができます。
会場に行くまでの移動、会場外で友達と写真撮影など、成人式は外で過ごす時間がけっこうあります。
やっぱり1月の外は寒いですから、防寒対策としてもふもふ着用は必須だといえるでしょう。
防寒対策ならマフラーとかでもイイんですが、振袖だとやっぱりファーやショールなどの「もふもふ」が似合うんですね。
写真映りをよくするため
白いもふもふを首にかけることで、写真撮影の際に顔映りがよくなるというメリットがあります。
こういう状態。レフ板は逆光の時に被写体の顔に光を当てるのにも有効らしいです。 pic.twitter.com/XGwjMZv1Cd
— X-BB(シマンチューバー まさる) (@mummy82371520) January 2, 2020
プロのカメラマンが使用する「レフ板」のような効果が得られるんです!
人生に一度の成人式ですから、写真映りが綺麗なほうがいいに決まっています。
最近は加工アプリが主流ですが、集合写真は加工アプリ使わないと思うので…。
さらに首に巻いたもふもふが、小顔効果ももたらします。
写真映りがよくなるなら、もふもふを着用するメリットは十分にあると思います。
振袖を華やかに見せるため
振袖を華やかに見せるという説もあるようです。
大正〜昭和にかけて毛皮のマフラーがお金持ちのステータスでした。
その名残が、振袖にもふもふを着用するきっかけになったとのこと。
また安い振袖は襟元があまり綺麗に作られておらず、もふもふで襟元を隠してファッショナブルにする意味もあるのだとか。
説をまとめると、振袖を華やかに見せるために、もふもふをつけるようになったということですね。
まとめ
振袖のもふもふが好きです#成人式行ってきたぞ〜 pic.twitter.com/R9CDYZyC47
— 常盤なぎ@療養中 (@tokiwa_nagi_) January 8, 2018
以上が「成人式振袖のもふもふの名前や意味は? 着用するメリットは?」でした。
まとめると…
- 呉服屋さんや振袖レンタルショップでは、もふもふを「フェザーショール」「ファー」「ファーショール」と呼ぶ
- 「殺生丸(せっしょうまる)」は、マンガ犬夜叉のキャラクターからきている
- もふもふを着用する意味は、「防寒対策」「写真映え」「華やかさアップ」などなど
振袖のもふもふの名前や意味について、ちゃんと理解した上で成人式に参加したいものですね。
新成人のみなさんや親御さん、本当におめでとうございます!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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